株式会社いせはらVILLAGE 農業法人の働く楽しさは?
オリーブ畑で、自家製オリーブを
農業人口が減る中で、事業承継に困っている伊勢原の農家さんを、これまで大切に耕してきた農地を受け継ぐことで救えたら。オリーブならピッツェリアで使うオイルや塩漬けにできるかもしれない。日本最大の栽培地、瀬戸内海の小豆島でオリーブ栽培を学び、伊勢原で栽培することにしました。
持続可能な社会になるしくみに
ぶどう、梨、柿。伊勢原には果樹園も多くあります。こちらはケーキ店で使うスイーツに最適。事業を受け継ぎ、栽培方法を教えてもらいながらビジネスとして成り立つ仕組みが作れたら、新たな雇用が生まれ、伊勢原の農業はこれからも続くのです。
声を上げれば新たな結びつきが生まれる
オリーブ栽培を始めると伝えたら、地元伊勢原のリサイクル油脂メーカーが搾油に名乗りをあげてくれました。農場を始めると伝えたら、今度は花屋さんが農地でハーブを栽培をしたいと言ってくれました。声を上げることによって地元で新たな結びつきが生まれ、広がっていく。それもまた「この街にタネをまく」意味なのです。
遊びも実る畑にしよう
せっかく広い農地を持つのなら、畑で獲れた野菜を食べられる農家レストランを中心に。家庭菜園をしたい人にはレンタル農園を。グランピング施設に、ドッグランもいい。誰もが訪れたくなる遊び場になれば、伊勢原を訪れてくれる人が増えるはず。これまでとは異なるやり方で、伊勢原の農業を再生するチャレンジです。
魅力を語ってくれた人
A’Sホールディングス株式会社
代表取締役グループ代表
秋山 哲也