秋山興業株式会社 プラスチックリサイクル工場の働く楽しさは?
リサイクルできる環境からつくる
かつては廃棄されていた自動車部品工場から出る不良品。リサイクルできないだろうかという相談を受け、新たな材料として生まれ変わらせる方法を開発したのがこの仕事の始まりでした。
ビジネスになるなら廃棄されない
いくら理想を掲げてもきちんと利益が出なければ、リサイクルは続きません。買い取った不良品を新たな素材として買ってもらうためには、単一素材に揃えて破砕する必要がありました。しかしプラスチックとひと口に呼ばれる素材には、たくさんの種類があったのです。
人の目と手が加わって
初めてリサイクルできる
プラスチック部品を再生するためには、製造過程で組み合わされた別の素材を取り除き、単一の素材に揃える必要があります。そこには必ず人の目による判断と、人の手による分別が必要になります。この分別の高い精度によって、今では国内外で製造されるおもちゃや塗料の容器などの再生プラスチックの材料として活用されています。
元の姿に戻ることを理想に
高品質のプラスチックが必要とされる自動車部品では、まだまだ同じ用途で使われることが少ないのが実状です。「最終的には元の部品に生まれ変わらせたいですね」そう話す越智は、まだ先にあるリサイクルの理想の姿を見据えて前へ前へと歩みを進めています。
魅力を語ってくれた人
A’Sホールディングス株式会社
常務取締役
安達 誠治
秋山興業株式会社
秦野支店
工場長
越智 明男